設計終了!?

 

  こんにちは フレーム班の髙見です。

 

  今回は、少し遅れましたが静岡大学訪問、モックアップ製作、フレーム設計について報告します。

 

 

  まずはじめに、静岡大学訪問についてです。

  1月7日にスズキさんに大会報告をしに行った帰りに静岡大学さんの方へ訪問させていただき、質疑応答を行いました。

  自分が質した内容は、

1.モックアップの材料は何で作っているのか、そして作る目的は何か 

2.シートは何を使っているのか、等の質問をしました。

 

 1つ目の質問には、木と段ボールで作り、目的はドライバーポジションの確認、レギュレーションにあるコックピットテンプレートをキチンと守れているかの確認に使うという回答をもらいました。

 

 2つ目の質問にはカートシートで型を取り、FRPでカートを作り不要な部分を切り取りそれをマシンのシートにしている。

という回答がもらえました。

 

  この回答と今まで調べてきたことから自分達は、モックアップは木で作り、エンジンの搭載位置、ドライバーポジションの設定、コックピットテンプレートの確認を行うことにし、シートはカートシートの不要な部分を切り取り使う事にしました。

   他にも質問はしたのですが、書き始めたらキリがないので、この2つの質問にとどめておきます。

 

  

 次にモックアップ製作についてです。

  1月13、17日にモックアップの製作を行いました。製作目的は上記にあるように、ドラポジの設定、テンプレートの確認、エンジン搭載位置 を確定するためです。

  出来あがったのは、少し頼りなさそうなフレームとなってしまいましたが、幅や高さはCADで設計したフレームと合っているので製作目的は果たせました。

  困ったのは、初めてモックアップを作ったのでどの木を使えばよいのか、木と木を付けるのに何で付けるか、木材のサイズが鋼材のサイズと違ったので長さの計算をしたことetc...です。

 来年は、今回の事を活かしてよりよいモックアップが作れそうです。

 

 最後に、フレーム設計についてです。

 実は今日1月18日がフレームの設計終了予定だったのです。

 フレームの大まかな設計は終わっていたのですが、まだ解析をしていなかったので 

 ねじれ、上下入力、左右入力

の解析をし、強度が足りないところにメンバーを足していき、ようやく十分な強度を持ったフレーム設計が完成しました。

 そして、解析をしていて驚いたことがありますそれは、昨年度フレームの左右入力の解析をした時、ある部分に最大応力が151MPaかかっていました。よくこんなフレームで許可していたなと思い、自分が設計するフレームはこのような事が無いようにしなければならないと感じました。

 

 

 以上が今回の活動報告です。

 

 最後になりましたが、自分達の質問に親身になって答えてくれた、静岡大学の皆さんありがとうございました。